バカがスバルでやってくるその2
2021年 03月 03日
前回の更新が2年半前って、なかなか意味不明ですよね。
さて、前回の続きですが、もう5年も前のことですし前回からあまりにも期間が空きすぎているのでかんたんにまとめますと、
飲酒運転してるGRBインプレッサの横に同乗して事故った
運転していたのは、俺みたいなメガネかけたオタクっぽいやつで、同乗者は髪染めたチャラいやつでした。
で、そのチャラいやつが「こいつのインプめっちゃ速いっすよ!乗ってみてくださいよ!」と陽キャ特有のノリっで同乗を勧めてきた。
そのノリに乗る私。
実は、この会話の前に下りだけこのインプレッサの走りを見ている。
その走りは、特別速いわけでもなかったが、センターは無理に割っていないししっかりスピードを落として出口を向いてから加速、
という危なげない走りをしていた。
なので、これは大丈夫だろうと思ったわけです。
しかし運転していたのは同乗していたチャラいやつでオーナーはメガネ。
で、メガネがハンドルを握るGRBの助手席に私は座った。
後ろには陽キャ。
で、いきなり1コーナーからアグレッシブ
その先の緩い右カーブから直線もいきなり全開。
速い、ってかやべーなこいつ
確かにレガシィよりパワーあるけど、そういう問題じゃない。3人乗ってタイヤ冷えてる状況で正気かこいつ。
直線で150くらい出てた。そしてきつい右カーブである。
ここは2速で回るところ。ブレンボで凄い勢いで減速するが3人乗っててタイヤは冷たい。
そのままアンダーで蓋のない側溝に落ちた
左の助手席に乗ってた私は「これは無理やろ!」って言ったけど隣のメガネの陰キャオタクは無我夢中でハンドルをフルロック近くまで切ってた。
車は側溝の外側に落ちたと思ったら、更に飛び越えて、ワイヤーのガードにリアフェンダーをぶつけておつりをもらう形でカーブ出口でスピンして止まった。
まあはっきり言って死ぬかと思った。
道のど真ん中で止まったので取り敢えず動かそうとする。
足回りやドラシャがイカれたのか、ゴトンゴトンと言いながら端に寄せる。
「いやーやっちゃった・・・どうしよう・・・」
「とりあえず動くし下まで行こうぜ」
一気にボロボロになってしまったGRBインプレッサ。
ヘッドライト、バンパー、左側のドア、フェンダー、ホイール、足回り全部逝った。
メガネのオタクはうろたえていた。
「うわあ、どうしよう・・・やっちゃったよ・・・」
俺も過去に車を壊しているので焦る気持ちはわかる。
「結構ダメージいってますよねインプ、直せるかな」
と言うと後ろの陽キャが「大丈夫っすよw、こいつんち金持ちだから一瞬で直りますよww」
と、励ましてるのかどうかよくわからないフォローが飛んできた。
「あとは俺らで何とかしますんで!」
と別れを告げられ、俺はその場を後にした。
このGRBに乗った二人組とは2年後に同じ場所で再開を果たす。
GDBインプに乗り換えて間もない頃だった。
GRBインプは、2年後しにようやく修理が終わってきたらしい。
そのときに、メガネくんが飲酒運転していたのを知る。
俺は「アホかお前!」って凄い言いたかったけど、我慢した。
まあそれは本人が一番自覚していたと思う。
なぜなら再開したときは、当時のようなハイテンションではなかったからだ(酒も入っていなかったことだろうし)
俺はそのクラッシュ以来、山でよく知らないやつの隣に乗ることが怖くなった。
自分の運転も相当ビビりになった。
だがそういうのも時には必要だと思う。
俺は常々、車は使い方をミスるととても危険なものであると考えている。
自動車学校でも「自動車は1tを超す鉄の塊である、それが時速60kmでぶつかれば衝撃はとてつもないものになる」とビデオでも教習でも言われるが、
全くそのとおりだ。
堅苦しく聞こえるが、結局は物理の法則を理解して体感しないことには、車の運転は危険なものになる、ということだ。
あともう一つ重要なことだが、飲酒運転するな
by natsunoarashi
| 2021-03-03 00:49
| 車